19日投開票の沖縄県知事選、関心を持って見守ってきましたが、残念ながら野党統一候補・糸数さんの当選はなりませんでした。非常に競っていただけに、やはり米軍基地問題とならんで、経済問題も深刻かと思わせる結果でした。
ただ、4年前の同知事選から考えれば、今回、勝っても不思議ではない状況を作り出したことは、大いに評価していいと考えます。10数万票差で負けた状況から互角にまで押し返した力の意義は大きいです。きちんと政策で合意をつくり協力すれば、大きな力を作り上げられることができるのが示されたのですから。勝利が現実味を帯びていた分、悔しい気持ちも大きいでしょう。だからこそ、今回の力をちゃんと見極め、何が足りなかったのか、本土の人間としても考えたいと思います。