いま読んでいる本

 書き残しの在庫一掃セールはちょいとお休み。というか、カミサンまでカゼでぶっ倒れてしまい、書く時間が・・・

 代わりにいま読んでいる本を。

 「メディア・コントロール??正義なき民主主義と国際社会」(ノーム・チョムスキー著/鈴木主税訳/集英社新書 ISBN4-08-720190-2 660円)
 「最新・アメリカの政治地図 地政学と人脈で読む国際関係」(園田義明著/講談社現代新書 ISBN4-06-149714-6 720円)
 「帝国主義論」(レーニン著/副島種典訳/大月書店国民文庫 ISBN4-272-81030-8 550円)

 ノーム・チョムスキーを読んでから、「最新・アメリカの政治地図」を読むと、世界を動かしているエリートが、如何に自ら(自分たちの所属する集団等)の利益(のみ!?)に忠実に動いているかかがよくわかる。さらにそのあとで「帝国主義論」を読むと、その程度のことは19世紀後半から20世紀前半にかけて既に起こっていたことであることが分かったりするから面白い。たとえば、いま日本で銀行業界が郵便貯金に対して「民間業務の圧迫」といった批判をしているけど、それとほとんど同じことを1900年代の前半の頃のヨーロッパの銀行業界が行っていたことが書いてあったりするから。
 そしたら次は「資本論」(マルクス)でも読んでみるか? なにせ「資本主義」を定義した最初の書物だからね。これを読まずして資本主義を語る勿れ、ってところか。かの故・青木雄二氏(「ナニワ金融道」の著者ですな、蛇足ながら補足)も読破したというから、非常に興味を持っている。
 しかし資本論て「でも」で読めるような本じゃないからなあ。体調整えて本腰入れて構えないとなあ。これじゃあ何時になったら読めるのか?

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