日本人男性を拉致 自衛隊のイラク撤退要求(共同通信) from goo ニュース 2004.10.27
「テロに屈しない」と首相、拉致されたのは福岡の男性との報道も(ロイター) from goo ニュース 2004.10.27
今朝のTVで知った。外国人の拉致・拘束が頻発していただけに、いつ起こってもおかしくない状況と思っていたが。
「アラブの声」MLの第117号によれば、バスラ・ネットは「日本人はこの時こそ至急行動する必要がある。この組織は最も厄介で、最も凶暴な組織である。48時間とは、48時間を意味する。従って、(日本政府の)声明は慎重かつ柔軟性を持たせるようにする必要あり。恐らく、わずか一言が彼らを怒らせ、日本人の生命を絶つだろう。」との見解を、緊急メールで明らかにしたという。
どういう状況であれ、政府は自国民の安全のために最大限努力しなければならない。バスラ・ネットの見解が正確なら、今回の対応は相当の注意を要するものになるはず。
しかし小泉首相と政府は、早々に「自衛隊撤退は拒否」する姿勢を示し、人質の生命を守るための一番の「ツール」をあっさり捨ててしまった。どういうつもりか知らないが、これは「人質は見殺しする」というメッセージを出したのと同じだろう。最も注意を要する相手に対して、あまりにも杜撰な対応としかいいようがない。どうやらこの国のいまの政府は、真剣に国民を守る意思がないらしい。
今からでもまだ遅くない。政府は自衛隊撤退も視野に入れた対応をするよう体制を切り替えろ。注意を要する相手ならなおさらだ。手遅れになる前に考えを変えてほしい。
今後の状況を見守るしか出来ないが、個人でもできる何らかのアクションをしたい。とりあえず▼CLick for Anti War 最新メモ - 2004-10-27 ホントにいろいろ取り急ぎが参考になると思う。(勝手にリンクさせてもらいました。CLAWさん、感謝です)
(追記:とりあえず、4月の事件の時と同様に、アル・ジャジーラにメールを送りました。2004.10.28 01:45)
うめチキです。
トラックバックさせていただきました。
小泉発言がテロリストに届いていたとしたら、交渉ルートが確保される望みはほとんどないと思います。
国の姿勢は別として、人質救出のための交渉術として第一歩を誤ったのではないでしょうか。
自衛隊撤退に関しては人質の為に撤退という選択肢を否定はしませんが、できることならイラク戦争とその後の政策の非を認めた上で、その意思表示として行って欲しいと思っています。
うめチキさん、こんにちは。
おっしゃることもっともと思います。誤りを認めて撤退を表明すれば、人質の命が助かる可能性が高まるのに。せめて時間稼ぎ狙いの発言くらいできなかったか。本当に他人のことなど感心がないのでしょうね。どうしようもない人としか思えません。
もう時間がないのが気がかりです。なんとか解放されればよいですが。