沖縄・辺野古沖の海底ボーリング調査着手へ:米軍ヘリ墜落事件は調査再開の好機か?

海底ボーリング調査着手へ 普天間代替施設建設で(共同通信) from goo ニュース 2004.9.9

 米軍ヘリ沖縄国際大学墜落事件が格好の理由になったとでも考えているのか、延期になっていた辺野古沖のの海底ボーリング調査(普天間飛行場代替施設予定地)をこのタイミングで行うとは・・・一見住民のためと見せつつ、実は米軍最優先という姿勢が見え隠れして仕方ないのです。

 あの墜落事件にまじめに対応するなら、いま優先させるべきことは、沖縄に負担をかけ続ける「米軍基地を移す」ことではないと思うのですが。この調査自体はもともと予定されていたのが延期されていただけのものであります。調査再開のタイミングを伺っていたみなさん(防衛施設庁? 那覇防衛施設局?)は、墜落事件を好機ととらえたのでは、という見方は、あながち外れではないと思っているのですがどうでしょうか。

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「那覇防衛施設局 海底ボーリング調査に着手」。9月9日、沖縄ではこのニュースがたいへん大きく扱われますた。 これは市街地にある普天間在日米軍基地を閉鎖し、辺野古沖に移設しようという計画の一環でしが、従来からの基地問題が環境問題にも飛び火し、国際的な注目を... 続きを読む

普天間基地移設、辺野古のボーリング調査であちこちのサイトを見てたら、「本土のマスコミは伝えない」「扱いが小さすぎる」「沖縄の思いが伝わってない」など、東京発のマスメディアに対する不信感や苛立ちがめだつように思います。本当に扱いは小さいのか?東京のNHK、... 続きを読む

平和はお好きですか? KEN-NYE's essey - 相次ぐ沖縄での米軍機事故 (2004年10月 9日 00:17)

ヘリ墜落に怒っている沖縄で、上空で米軍戦闘機「F-15」2機が空中衝突したというのです。軍隊というのは本当に危険と隣り合わせ、軍隊こそが危険を運んでくるんだ、ということをまざまざと見せつけられます。 ヘリ事故もそうですが、沖縄の出来事は、他人事じゃありませ... 続きを読む

コメント(4)

うめチキです。

>墜落事件を好機ととらえたのでは、という見方は、あながち外れではないと思っているのですがどうでしょうか。

ほとんど正解なんじゃないでしょうか。

朝日新聞を読みましたけど、同じような論調ですね。
事件後の他人事みたいな対応と、今回のボーリング調査のタイミングを合わせて考えれば、そうとしか思えませんよね。

一体誰のための政府なのか…。

うめチキさん、こんにちは。

 普通の人たちの感覚で考えれば、せめて危険をもたらす存在の米軍基地の影響をどうやって減らしていこうかぐらいのことはまっさきに考えてもいいと思うのですがねえ。まったく始末に悪い人たちです。

 政府であれなんであれ、国家を構成する諸機関は、主権者たる国民の公僕であるはずなのに、その国民のうえにアメリカ軍を置くようなこうした行為をみると、頭にくるやら情けなくなるやらで、なんだか疲れてしまいます。

辺野古の基地がなんで埋め立てなんだろうって思います。
最初はフローティングが有力じゃなかったっけ?
どうしても建てたい連中が沖縄の中にもいる。
安保とはぜんぜん関係なくって。と、思ったりします。

 PWPやまぐちさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。今後ともよろしくお願いします。

 フローティングにしろ埋め立てにしろ、工事をすることで儲かる連中は確実にいますよね。そしてたぶん「米軍がいるから食っていける」みたいなことを言うのも彼らなんでしょうね。
 米軍がいるから食って行けるのは事実としてありますが、一方で米軍がいることで苦しんでいる人もいることも事実です。背に腹は変えられない人たちの気持ちもある程度想像できますが、一方で、誰かの苦しみの上に成り立っている事は、いずれ矛盾が嵩じて破綻することにもなるだろうと見ています。普天間をめぐる事柄は、そのことを鋭く明らかにしているのではないでしょうか。

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